|
|
|
右回り
|
作詞 じすぷろ |
|
時を刻むあの音は
なんと残酷なものだろう
有無を言わさず情け容赦なく
正確に時を刻んでく
誰にも止める事など出来ない
真っ暗な部屋でベッドに倒れた
過去の出来事が頭の中で
浮かんでは消え 浮かんでは消え
後悔ばかりが駆け巡る
胸を締め付ける熱い何かは
僕の吐息を荒くする
その過ぎた日々に秒針の音が
響くその度に大きさを増す
顔をゆっくり起こしそれを見た
それは何の変化も示さず
ただただ時を刻み続ける
『あれは左には回らない……』
そう呟いたら視界がぼやけた
時を刻むあの音は
なんと残酷なものだろう
『あれは左には回らない……』
溢れた声が部屋に木霊した
|
|
|