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まばたきの光
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作詞 SHEZA |
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ありきたりな言葉で慰めるのなら
君はずっと僕の心にいるからと そっと言い聞かせた
涙はすっかり枯れたけれど
部屋にはまだあなたの香り あなたの笑顔 あなたの面影が
時間の流れと反比例に
色濃く僕の胸を突き刺す
どうして最後に交わした約束が
夕食の当番のことだったのか、とか
まだあやまっていない 破いたマンガのこととか
照れくさくて言えなかった 新しい彼女のことも
ささいな気がかりを
いつまでも 伝えられないままで
くだらなくて笑える あなたとの毎日のすべてが
今はもう戻らない
思い出にできない痛みに染まる
染み付いた習慣さえ
知らんぷりに変わってゆく日常の風景が
少しずつあなたを置いてきぼりにしていく
忘れたいと願うほど 忘れる怖さで後戻りするよ
進むことさえできないんだ
そばにいてほしい
星になり僕を照らすのなら
流れる光に祈りたい
届かない願いよ 奇跡おこして
どうか有限なあなたの灯火が
幸福な夢の中で
強く 瞬くと…
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