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愛と哀
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| 作詞 rei |
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「この世は愛で満ちている」
そんな言葉を耳にした
それを君に伝えたら
「それはうそだ」といったよね
僕らは広い 野原の中
風に包まれ…光に抱かれ…
それに誰しも気づかない
僕らは 迷うくせに急ぐから
愛のささやきも届かない
「でも『哀』は満ちてると思うんだ」
続いて君はこういった
苦笑しながら語る君
その顔 哀に満ちていた
僕らは深い 海の底
互いに憎み 争って…
それに違和感を抱きもしない
僕らは 神聖なるこの場所を
壊していくのに気づかない
僕らが息づくこの場所は
愛を壊す 場所じゃない
僕らが息づくこの場所は
愛を慈しむ 場所なんだ
僕は 満天の 星空を
仰いで願う…目を閉じ祈る…
君の心が求めていた
世界の愛に 気づくまで
君の心が生んでいる
世界の哀が 和らぐまで
いつまでだってこうしていよう
君のためなら いつまでだって…
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