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君
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作詞 ゆうき |
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寂しくなったりつまらなくなると
君は僕に甘える。
子犬のように寄ってきては
無邪気に笑った。
そんな君が可愛くて、
おもわず僕も微笑んでしまう。
眠くなったり疲れてくると
君は僕に寄りかかる。
君の温もりが伝わってきて、
僕は君を優しく抱きしめた。
僕がどこかへ行くと、混雑の中だとしても
君は必ず僕の後ろからついてきた。
“待ってて”と言うと
君は寂しそうな顔をする。
“…まったく…”
僕はいつも君に負ける。
君がはぐれてしまわないように、
しっかりと手を握った。
君と僕が喧嘩をすると
君は泣きそうになりながら
僕を見つめた。そんな君を
最後はいつも抱きしめてしまう僕がいる。
胸の中で“ゴメンなさい”と何度も謝る君は
やっぱり可愛くて、
おもわず僕も謝ってしまう。
僕といるときの君は
いつも嬉しそうに笑っている。
“どうしてそんなに嬉しそうなの”と聞くと、
僕が側にいるからだと…君は答えた。
僕がいることで
君が笑顔になってくれるのなら、
“すっと一緒にいるから…守ってやるから…”
口で言うのは恥ずかしいので
心の中で、そっと呟いた。
素直で、泣き虫で、可愛くて…
そんな君が、大好きです。
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