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真夏に燃える蚊取り線香
作詞 DDman
別に何を買いに行く訳でも無く
真夏の蒸し暑い首都高を放浪していた
汗で濡れたTシャツと腰パン
クーラーで涼む為入ったホームセンター
俺はそこでソイツの虜になっちまったのさ

渦巻く神秘
深緑のBodyから発せられる独特のSmell
そして対蚊用最終兵器という威厳
嗚呼 コイツを俺の物にしたい

金で恋を買うなんて正直後ろ髪引かれたが
ビニール袋の中のコイツを見れば萌え。
ビニール袋の中のコイツは何時か燃え。
俺ら二人 MOE続けたい
I : in the do-it-yourself store.
Its : at home.

家へと向かう足が速まる
其処の角曲がればもうすぐだ
玄関のドアノブ掴んで力一杯引き
足を踏み入れそして居間で正座する
風鈴の音が心落ち着かせる

さあ 火を点けるぞ準備OK?
お前の生きがいを今此処で見せてくれ
そして奴等に地べたを這いつくばせろ
火の点いたマッチを持つ手が震える
勇気を振り絞って
俺は最愛のコイツの先っちょに火を点けた

一匹、また一匹
空を舞う邪魔者を仕留めていく
It fights by one's best!!
It fights by one's best!!!
奴等を殺傷するが為に生まれてきたんだ
俺と恋をする為に生まれてきたんじゃない
俺の中で弾けたのは
蚊に対するEnvy and hostility

見つめること1時間
瞳には涙 額には汗
そして視線の先には
戦い抜いて使命を果たした、
燃え尽きて命を削りきった戦士の姿

この夏俺は蚊取り線香に恋をした
でっけえ、でっけえ恋を
そしてこの夏を心に刻もう
しょっぱい涙と汗の味と共に

そして時は流れて数年後
クーラーで涼む為入ったホームセンターで
アイツを見かけて微笑む
一人でではなく二人で
隣には最愛の彼女の姿
あの夏を思い出して呟く
「蚊取り線香を買おう」
レジを通り抜けるとき
何故か懐かしい風の香りがした

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 真夏に燃える蚊取り線香
公開日 2005/05/05
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コメント これは自分の中(だけ)で傑作ッスね!!!こんな詩もアリだ、きっと。きっとそうなんだ!!!!ってなわけで(?)読んでもらえると嬉しいです。
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