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私の大切すぎる家族
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作詞 ア カ リ |
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私の大事な大事な家族の一員
犬の女の子 苺っていうの
とってもとってもカワイイの
夏の夜
夏祭りで浴衣姿の私のところに、
兄が走ってきた
とても焦っていて 普通じゃなかった
兄がいった一言
「苺が倒れた」
それだけで状況を判断した
友達ほっといて病院に走った
浴衣のまんまで
そこにいたのは
元気にとびついたり、ほえたりする苺じゃなかった
母が泣いているのが見えた
ダンボールの中で
うずくまっている苺
イヤな言葉が頭をよぎった
だんだん鼓動が早くなる
発作になりそうなくらい
獣医さんがなにかいっていた
なにも言えず黙ってしまっている
父と母
母とともに泣いた
体中の水分がなくなるんじゃないかと思うほど
そんな悪夢がさって
ひとつき
今の私の部屋のケージには
再び小さな命が眠っている
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