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日差し
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作詞 渡里箋紳 |
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その太陽からは日差しはもう見当たらない
地図の切れ端から零れ落ちた太陽はもうひからない
白い太陽は光らない
どんなにあったかい心で太陽に水を与えても
白い太陽はただ溶けるだけ
溶けて破れてそして消える
万にひとつも光ることは無いから
ドンだけ時間がたっても
光ることは無い
その太陽からは日差しはもう見当たらない
地図の切れ端から零れ落ちた太陽はもうひからない
白い太陽は光らない
どんなに熱い場所に置いていても
太陽はただ燃えて炭になる
万が一でも燃えつづけることは無い
時間がたてば飛んでいくだけ
地図の切れ端から破り落ちた太陽は
燃え続かない
白い太陽は黒く散り行く
僕は重大なことに気づいた
上を見上げると森羅万象をつかさどる
太陽が日差しを当てていた
なぜなんだ、なんなんだ
手元のこれはいったい何なんだ
そう気づいた太陽が僕の手元にあるべきではない
日差しを出さなかったんじゃない
出せなかったんだ
地図の切れ端から生まれた太陽
絶対に光ることは無い
でも今は心の中にほら、日差しを当ててくれている
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