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月光
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作詞 DDman |
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人が何時か屍と化すのも
鳥がその翼を失う事も
葉が散り木が枯れる事も
月が輝いているのも
それは全て 当たり前の事…
星空を見上げて 己の存在を理解した
全の中の一で在る事を 唐突に理解した
順応する者と拒絶する者が
同じ光に照らされて生きている
挫けるも挫けないもそれはあなた次第
光の中 闇の海
この世界の一部である事に変わりは無いのに
何故こんなにも違うのだろう
当たり前の世界の中で 光を知って生きてきた
当たり前の摂理の中で もがき地を這いつくばった
光が温かく肌を刺す
月光を浴びている事に気付かない愚かさ
それは彼らに永遠の孤独を齎す
彼らは自ら闇に身を委ねているから
葉が紅く色付いてきた頃
刹那の遠吠えに月が尖る
三日月の輝きに獣達も眠りに就いた
空を見上げるとずっと輝いていて
ずっと光を失わない月
下界の美しさ全てを包む光に見とれて
永遠にも思える時を過ごした夜
秩序と傲慢な理想なんか頭から消えている
当たり前の幸せが当たり前の日常である事
それに対しての感謝と自粛
そして自分の心を覗くと
優しさの源の光が ほら、そこにも
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