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汗と涙
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作詞 黒翼色 |
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今まで頑張ってきたのは何だったのだろう?
あんなに声を出してしまいには声が枯れてしまったのに
この結果 信じたくない信じなければならない
5チーム中5位 最低な結果だ 他のクラスは笑顔
でも、俺のクラスは暗い 女子は今にも泣きそうな顔
泣きたいよ俺だって こんなはずじゃなかったのに
皆で笑顔でゴールしたかったのに温かい拍手も冷たくきこえる
汗と涙が顔を流れて地面にポタリと落ちてシミをつくった
誰もわかりはしない 俺が涙を流してるなんて気づかない
泣き叫びたいよ 暑い中心を一つにして足を一つにして
練習してきたこの中学校の名物百足競争は悲しく幕を閉じた
誰もが楽しみにしていたこの競技は冷たい拍手が飾ってくれた
全学年が心を一つにし挑んだ百足競争 今までこんなに悔しいことはなかった
きっと上手くいく 笑顔でGOALをむかえられる それは甘い想像だった
まだ2回残ってるって思っていてもこの涙は止まってはくれない
自分を責め続けるクラスの皆 全員に涙が滲んで今にも零れそうだった
悔しいのは皆同じ 泣きたいのも皆同じ 全て思うことは皆同じ
もうこのメンバーで百足競争はすることができないけど
このことをバネに頑張ればそれでいい それでいいんだ
声を枯らし、汗を滝のようにかき、筋肉痛で苦しんでも
この先にある見えない未来の勝利を信じ、頑張っている
信じればきっと叶う いつか誰かが言っていた言葉を心に言いきかせ
一歩一歩確実に走っていく 声がなくなっても笛の音を頼りに
総勢36人の声と心と根気はこの日の気温よりも熱かっただろう
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