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木苺
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作詞 なちょ |
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笑ったらそれが全て
失うのも怖くなくなるの
嫌なんかじゃなかった
たまに見せる不機嫌な顔も 伸びた髪も
あたしだからいつまでもそばにいられるんだと
そう 思ってました
あなたに投げた高い 高いボールは
今はどこにあるの?思うより近くに居すぎたね
言葉が悪かったんじゃないよ あたしでもわかる
今ならちゃんとするよ でももう戻らない
指の先冷たかった 日差しのなかに白い波
触りたかったのは首筋じゃないよ
今は思うの あの頃のあたしに言いたい
決して誇れるものなんて無かった
必死で追いかけた背中に泣いたのは嘘じゃないよ
あの日吐いた白い 白い息は
消えることなくあたしを責める 嫌いになんてなれない
言葉は風に乗れなかった あたしならわかる
少しでもあたしに奇跡があるのなら使いたい
日焼けした腕 夜にまぎれた小さないじわる
あたし今もここにいたい 忘れるのは悲しくて痛い
ただ貫く勇気もあたしにはない
…ごめんね 好きだよ 好きだよ
言葉は今もあなたを探す あたしにも教えて
聞いてもらいたいんじゃない知りたかったの
わがままな声 気を引きたいが為の溜め息
笑ったらそれが全て
失うのも怖くなくなるの
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