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氷
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作詞 天越 珪 |
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何もかもを 透きとおす
その涼しさが 僕を 癒す
握り締めて 滴り落ちた
顔の映った 水たまり
雨となって 溶かしておくれ
冷たい冷たい 氷の心も
祭りで買う かき氷
今はもう美味しくなくて
歩きながら思い返すのは
悲しそうな君の泣き顔
口に残る冷たさは
君の別れのセリフみたいに
しみるほど 突き刺さる
頬の上には 朝露ができた
何もかもを 透きとおす
その涼しさが 僕を 癒す
握り締めて 滴り落ちた
顔の映った 水たまり
雨となって 溶かしておくれ
冷たい冷たい 氷の心も
外に出れば 夏の日差し
なぜか気持ちは晴れなくて
汗をぬぐって思い出すのは
そばにいない君の笑顔
影になった僕自身は
僕と別れた気持ちみたいに
痛いほど 悩ませる
頬の上から 朝露がたれた
何もかもを 透きとおす
その強さが 僕を 支える
握り締めて 滴り落ちた
光輝く 水たまり
海となって 広がっておくれ
固くて強い 勇気の力よ
何もかもを 忘れられず
その意思で 僕は 立ち上がる
握り締めて 滴り落ちた
溶けた氷は 愛の証
夢のまま 終わらないでおくれ
胸に秘めた この想いを
悩まないで 聞かせておくれ
君の本当に 素直な気持ちを
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