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―鎮魂曲―
作詞 可愛残酷猫。
(もう居ない君へ鎮魂曲を奏でよう)
君が愛したこの鍵盤の音色で

(もう居ない君へ鎮魂曲を奏でよう)
一生懸命弾けない鍵盤で・・・・

*

夜の月に染み込む音色
僕の声と君の笑顔
そしてこの鍵盤

古ぼけた鍵盤が言うよ
『幸セソウナ顔ダナ・・・』

そうさ
今だけは
今夜だけは想い出させないでくれ
この満月に照らされた舞台で
君の元へ逝ける日まで

*

隣で横たわる君に 精一杯語りかける
『ほら・・・綺麗だろう・・・今夜の月も・・・』
『寝ていないで話そうよ・・・・・・』
そんな事 無駄だと知っていたさ

逃げているんだ、僕は
わかっているよ
僕は弱いんだ

あの日の君のように
自慰で花弁を散らすなど出来ないんだ

そうさ
今だけは
今夜だけは想い出させないでくれ
緋色の花弁で埋まった舞台で
君の元へ逝ける日まで―――

*

もうすぐ僕も逝くよ
君のように
あの日のように

(ほらこの手を緋色に染めてよ)
(ひらひらと華が散るよ)

君のように
この朽ち果てた身体を花弁に捧げるよ

(―鎮魂曲―・・・・・)

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歌詞タイトル ―鎮魂曲―
公開日 2002/08/07
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コメント 3回目の投稿です。今回も詩ですが少しいつもより濃いです。かなり暗い内容なので・・・。でも一度見てほしいです。私の思いをつづった詩です。
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