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噴水
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作詞 W*G |
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いつの間に 僕達は大人になってしまったのだろう
気付けば 僕はひとり取り残されていたよ
この間まで 噴水のある公園で
はしゃいだり 語り合ったり
今 君は噴水の向こう側にいるだけなのに
かすんで見える
もう 皆はスタートラインに立っていて
僕はひとり そこに並ぶことも許されず
ただ 眺めているだけ
声を出しても
ラインに立っている者へ向けられた声援にかき消され
僕の声は 君へは届かない
気付かない君の横顔は
不安と希望に満ちあふれていて
僕は 声を出すのを止めた
きっと君は これから走り出すのだろう
僕は まだそこへは行けないみたいだ
でもきっと その日が来ると信じている
遅れてスタートした僕を待っていてとは
言わないけれど
君は 僕を受け入れてくれるだろうか
たとえ どんなに遅くとも
受け入れてくれるだろうか
また ひとりで僕は この公園に来てしまったよ
あの日々を思い出し 一歩ずつラインへ向かえるよう
ゆっくり 歩き出すことにするよ
もし 疲れてしまったなら この噴水へおいで
その時は あの頃のように
隣同士で座って 話そうよ
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