|
|
|
One more time
|
作詞 杏菜 |
|
部屋の窓を開けて
夜風にあたり 懐かしい声に聞き惚れる
低く甘い貴方の唄声・・・
あの街にも貴方と同じ夢を持つ人が居たわ
今でも立派だと思う
「会いたいな」
「らしくないのね」
そんな率直な意見
何かあったの?って…心配しちゃうじゃない
悩み事ならいつでも聞くのに
私にだけは何でも話していいのに
「今どうしてるの?」
「風邪ひいてない?」
私はいつも尋ねるばかりで
でも貴方は優しく答えてくれたね
そのとき紛れもなく幸せだった
弱さに押し潰されそうなほど
つらかったときも
傍に居てくれたから此所に居られるよ
あの日二人して飛び出した故郷には
もう何の未練もないけれど
あの日私だけが捨てたこの街には
思い出がたくさん在り過ぎた
だから戻ってきたんだよ
また変わらない笑顔で笑ってくれるといいな
他に愛する人が出来たかもしれない
宛もなく彷徨ってきた私には
もう愛想が尽きたかもしれない
それでも…今…貴方に会いたかった
思わせぶりな態度はとらないで
嫌いになったらすぐに突放して
私が…貴方以外を愛せなくなる前に
部屋のドアを開けて
貴方を迎え入れたらそっと口づけ
懐かしい甘い声を聞く前に・・・
|
|
|