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紙ヒコーキ
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作詞 AYM(石丸歩) |
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ふと気付けばなにかに夢中になって時間を忘れていたり
ぼんやりと一日を過ごしてみたり
春の陽に木漏れ日が優しく揺れ風は軽やかに花を霞め
ノート千切って作った紙ヒコーキ
ふわふわ飛んでいく
忘れられない思い出も
今だけは忘れていられる
壊れることを怖がって
小さくまとめていた日々
先は見えないものと諦めて
前にゆっくりと進めばいい
あの紙ヒコーキのように
儚げな顔を見せる白い野花 寄り添うように二つ並んで
小さな笑顔がほら空を見上げてる
小鳥たちの歌声が心地よくてざわざわと揺れ動く若葉達
紙ヒコーキはどこかへ飛んでいった
フワリフワリ風にのり
どこまでも続く夢の世界(ワンダーランド)
目が覚めてしまうことが
それだけが恐くて瞳閉じる
そうして感じるこの世界
見えるものが全てじゃないと
そう思えれば森はいっそう
明るさを増していくんだ
帰っては来なくて 待っても仕方がない
紙ヒコーキは森の外を抜けて大空へ羽ばたいた
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