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影
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作詞 ミサコ |
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真上を直視 あるのは青空と太陽
ちょっとよそ見 小さい雲が発達している
風向きはやや強め 隣の空の雲がこっちにくる
雲が大きくなって オレの真上で止まる
オレは帰らず 発達した雲の真下で
紛らわした気持ちを 洗い流してたんだ
キミを傷つけた あの日の空とは全く違う
今もあの日も 晴れのち雨
変わった事といえば キミがいないこと…
雨の音 しっかり耳に定着
視界が悪いな 見えるのは点滅の信号
冷たい風 雨で滲んだ夢を乗せた
落ちないように乗せたつもりだったのに…
滲んでいたからかな?溶けて落ちてしまった
溶けた欠片を集めて 固めたんだ
もうすぐ完成 もう一度試してみようか
さっきの風 どこにいるんだ?
ずっと探しているんだけど 見つからなくて…
色褪せた雲に 自分の姿を重ねたりして
涙の置き場所に 自分の夢を置いたりして
儚い歌詞に 自分を登場させて
晴れのち雨の天気予報
でも 予報ははずれ 雨のち晴れ
少し外にでも出てみようか 気晴らしにでも
ドアを開けたら 青空と太陽
そっと下を見たら オレの影
鏡ほど鮮明じゃないが はっきりしている
ちょっとよそ見 真ん前にはキミの影
はっきりしている 居るということ
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