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Little heart
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作詞 Poet☆ |
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久しぶりにすれ違う廊下で
目が合ってからそれははじまる
ほらこんな風に話していると
時間は巻き戻されたみたい
あの日の言葉に嘘はなかったの?
あれだけ時間が過ぎた今でも
その目に私は映っているの?
ぶつかる視線に答えはかき消された
時は止まって笑顔がこぼれて
こんな時間は失いたくなかったのに
あの日手放したものは
もっと大きくて大切なもの
それでもまだ近くにあるかと
錯覚だって起こしそうなくらい
痛くない現実は心地よい風だって
離れる二人の間を抜けていく
伸ばした手は合わさることなく
またすれ違った。
遠くで見つけたその姿に
私の場所は残されていない
でも逆にあなたの場所だって
ここにはもうなくなっている
もう一度聞けば答えてくれるの?
伝えることは簡単なはずだけど
言葉にするのは好きじゃないから
違う道を歩いているんだろうけど
静かな場所でもにぎやかな所でも
冗談めかして笑い飛ばすのは好きだった
でも手に入れたものは
取り繕った表面の笑顔だけ
それでも何かをなくしても
振り返ることもなかったのは
痛くない現実に励まされていたから
もう一度どこかで会えそうな
近くて遠い過去みたいな
明日の夢を見た。
失恋なんて言葉は似合わない
それでもすれ違いを繰り返す
明日また会えたらいつもと変わらず
あの日の笑顔で笑いかけてくれる?
痛くない現実を知ったのは
これがはじめてだったから
不思議なくらい振り返ることも
いらないと思えた名前も知らない
心のつながり。
はじめての気持ち。
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