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ココは悲しくて、おかしく壊れた世界
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作詞 胡蝶 |
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悲しみに紛れ、私は生まれた。
美しさ故に
ココは悲哀と残酷の世界。
ココは光が届かない、朝の無い国。
一日の判別もつかぬ、
生きてるような、
死んでるような、
刹那の華が咲き乱れる街。
悲哀の歌が流れ溢れる街。
残酷の季節が襲う場所で、
一筋の光を探し求め、私は逃れて来た。
華の前には蝶が舞い、
人の前では華も咲かず・・・・
ただ全てがなるように成り、
そこでちっぽけな人々は、
成す術も無く、散って行く・・・・・・・。 悲哀の華は孤独に咲き、
悲しさ故に人々は泣き崩れ、
そんなこの世に一人。生きて、ココを歩き、君に出会い、救われた・・・・・。
でも、そんな事は私には無用だった。
私は私を憎み、嫉み、嫌い、全てを捨てた。
私は神を裏切り、己を捨てると決意した。
私は君を失って、涙して・・・・・
私は今、この荒れ果てた地に立っている・・。
天国の様な癒しにも程遠く、
地獄の様な苦痛も無い世界。
黒い雲と、
赤い空が、
私を見下している。
恐ろしくて、悲しくて、切なくて・・・・・・・
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