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初恋
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作詞 トモィ |
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赤い鼻緒 音のなるサンダル履きに
色で覆われた指が重なる
ふと 誰かを思い出してみたり
いつの日にか行った 向ヶ丘の遊園に
なんとなく懐かしさ 思い出してみた
アレが初恋だったのかと 少し笑ってみて
なんとなく少女が恋しい
指折り数えて 待ってましょう
君の年と重なる日々を
遠いだろうか 近いだろうか
あと少しで追いつきましょう
でもきっとあの日の君はドコにも居ない
錆びたガードレール 工事現場に
オレンジに光る川面が遠く
ふと 胸が苦しくなったり
いつまでも思い出せない 君の顔をなんとか
頭の中に浮かべてみても 本当なのか嘘なのか
判らない自分がもどかしかったり
少し自嘲気味に少女を思う
変わらずココで 待ってましょう
君の笑顔を思い出すまで
追い越せなかった身長が
皮肉であったりもしたけれど
同じ朱色の中まで沁み込んで
わかったつもりの自分が
君を遠ざけているのだと気付いてしまったから
夢の中までも溶け込んで
君の顔を思い出せたら
きっと笑って話せるでしょう
サヨウナラを良いながら
思い出に手をふれるでしょう
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