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「恋の花」の旅
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作詞 3&3 |
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僕は恋の花を求めた
その恋の花はどこに咲くのかも 見たこともない
噂では美しく とてもいい香りのする赤い花
透き通った湖の近くで咲くそうだ
僕は旅にでた 花を探す旅に
毎日毎日歩き続け 道行く人に何度も同じ質問をした
しかし花は見つからなかった
美しい町や森や湖は全て探したが
どこにもなかったのだ
僕は当てもなく ガラクタだらけの町に寄った
町はガラクタで土が隠れ 普通の花も咲きそうにない
そんな町のガラクタを僕はなんとなく どかし始めた
この町の土を見たかった それはただの気まぐれだった
するとガラクタの下には 赤い花が咲いていた
ボロボロで香りもしない恋の花
僕は気づいた 本当の恋の花はなにか
僕は両手でその花を撫でた
たとえ 自慢できるようなドラマがなくても
たとえ どんなに小さな恋でも
恋の花は 一生懸命に咲く
僕は花を摘まずに 立ち去った なぜなら・・・
恋は探すものではなく 咲かすものだから
ぼくは今度は「恋の花」を咲かす旅に出た
あなたの花は 咲きましたか?
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