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逝きたい・・・
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作詞 流火 |
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薄れていく意識の中で過去が呟く
白く広がる世界が貴女をつれて行く
叫び狂う俺の姿をあざ笑い貴女は消えていく
貴女の幻を追いかけて俺も血を流す
広がる紅い液体が俺を包み込む
手首を流れる血を抱きしめ貴女に近づく
あと僅かな距離で俺を引き止める現実の腕
貴女を追うことが許されず
ここにのこることも耐え兼ねない
汚れていく俺の中で君が呟く
青白く光る貴女が記憶の薔薇を置いていく
凶器に狂う俺の愛を見て見ぬふりの君が消えていく
血液の海に浮かぶ俺を連れて貴女は走る
転がる俺の抜け殻が紅く染まりきっている
血まみれの体で貴女を抱きしめ涙を流す
あと何回現実とここを行き来していくの俺…
貴女を求めることができず
ここより先にも逝けず いつまで続くのか
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