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深夜に繋いだ君と僕
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作詞 DDman |
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喧嘩した僕らはその日 一緒に帰らなかった
帰り道 涙で景色が霞んだ
僕は独り 寂しさに埋もれて時を過ごしていた
君も独り 頬に涙をつたわせ時を過ごしていた
ただ 互いからのメールをひたすらに待ち続けて
他人からメールが来ては
君からじゃないかと 急いで携帯を手に取った
そして ため息をつくと 布団の中に逆戻り
枕は涙で濡れていた
メールを送ろうか送るまいか 迷い続けていた
そして時計は深夜0時を指す
0時0分0秒 携帯が鳴る
君はやっぱり優しすぎる
一番ツライのは君なのに 僕の心配ばかり
君がやっぱり大好きだ
一番好きな君の事だから 僕は悩んでばかり
ずっとずっと電話したあの日
ずっとずっと繋がっていたココロ
電話を通して聞こえた君の声に 僕はまた涙
0時丁度に繋がったココロは 君を求めていて
朝まで待ちきれなくて 家を飛び出した
あの日の夜中
非常識な時間に非常識な姿で君を抱きしめた
急いで走った僕はパジャマの上に防寒着
時間は既に2時半過ぎ
そんなことは気になっていなかった
寒さなんか 時間なんか忘れて
君を強く強く抱きしめていた
何も言わずに、ただ強く
ココロもカラダも繋がっていた
手を握って 強く強く握り締めての「大好き」
君に言ったその言葉は 君のココロを満たしたのかな
そうでなくとも ココロは繋がった
それ故君も 僕に「大好き」と言ってくれたんだろう
また頬を 涙がつたう
その雫は地面に吸い込まれて
ようやく君から涙が消えた
そしてそのときまでずっと
繋いでいた手 カラダ ココロ
君の手はやっぱり 温かかった
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