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僕はわざと傘を濡らしてる
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作詞 naia |
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傘を持って家を出た
午前も午後も通常通り授業があった。
ただ、一つだけ違うことがあった。
君がいなかったんだ
学校の帰り道、僕は傘を
水道で濡らした
感情表現が下手な僕は
傘をわざと濡らして
感情を表す
この悲しい気持ちを
君に伝えるすべを持っていない
今日は君が学校に来ていた
僕は笑顔で迎えることが出来ず
憎まれ口を叩いてしまった
君はうつむいてどこかへ
行ってしまった
僕は後悔して君の机に
手紙をおいた
「風邪が治ってよかったね」
なんだか照れくさくて
僕は廊下に出た
感情表現が下手な僕は
いつも素直になれないんだ
だから僕はいつも
君の前では空回り
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