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POWDERY SNOW
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| 作詞 凛 |
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虚無の闇
静寂の銀河
冴え凍る夜空
白銀に佇む少女を射ぬく
月光の矢
音も熱も色もない空間
冷めた瞳は虚空を見つめ
醒めた意識は全てを拒む
言葉を紡ぐ唇は乾いた風に空回る
白い華は肌と溶け
私を浸し
ワタシを冒す
そうして落とした雫さえ
永遠(とわ)に溶けぬ足枷となる
流れる滴に
したたる緋色
倒れる事も許されず
生かされ続け
夢を見る
決して訪れようのない
春の光りを浴びるユメ
決して叶うはずのない
残酷なまでの夢現
儚い髪が宙(そら)へと踊り
細い躰が白へと還る
醒めない悪夢は繰り返される
不変の定め
普遍の運命(さだめ)――…
舞い散る華はそうしてイマも積もり逝く
ワタシは白に隠れて逝く
私が創りワタシが造る
ワタシノココロノシンソウセカイ
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