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弧
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| 作詞 灯 |
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自分でもよく分からない苦しみに耐えてきた私を
貴方は救ってくれますか
酷く醜くなった私を本気で救ってくれますか
貴方が壊れるのを覚悟で救ってくれますか
暗い穴から這い出るのを助けてくれるのなら
私は眩しいほど明るい外界へ出る警戒心で
全身から鋭い針が出てくるの
触れると血が出る私を
それでも貴方は引っ張ってくれますか
貴方の曖昧な心が私を穴から出そうとしたおかげで
中途半端に出てしまったやわな針
私は貴方と自分への苛立ちで自分を引っ掻き回す
私の心に触れないで
閉まったままのほうが
心の肌は傷つかないですんだのに
時々遅くなってから穴を覗く貴方
醜く育ったこの針は
覗く貴方を夢中で引っ掻く
貴方が嫌い 自分の方がもっと嫌い
そんなこと言うつもりじゃなかった
貴方のことまで傷つけるつもりじゃなかった
醜い私は心の眼まで失ってしまったの
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