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KI・WO・KU
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作詞 Kerberos |
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病室の一角で僕は独りっきりで戦っていた
『孤独』と言う名の敵、『自分』と言う名の敵と
僕の心は白いキャンパスのように空虚で
もう何も残ってはいない、もう何も覚えてはいない
何か大切な事を忘れている気がする―――
もはや今の僕にはそれさえも思い出せない
大きなダムが僕の記憶を閉じ込めているから...
青空を見上げていても僕の心は晴れやしなかった
『空虚』と言う名の絶望、『白紙』と言う名の僕の心
僕の心は絶望と言う黒い大きな渦が渦巻いて
もう生きていたくはない、もう死んでしまいたい
大切な事は一体なんだったんだろうな―――
もはや今の僕にはそれさえも思い出せない
大きな黒い渦が僕の希望を全て飲み込んでいるから...
病院の面会に女の子が一人で僕に会いに来た
『記憶』と言う名の希望、『脈動』が始まる僕の心
僕の心には渦がなくなり光の道が開いていて
もう迷いはしない、もう逃げたりはしない
大切な事も何もかもを思い出した―――
もはや僕の『希望』が目の前にいる彼女だと気付いた
全て思いだした僕に泣きながら彼女はキスをした...
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