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My Friend
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作詞 smile |
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ただ暗いトンネルを歩いていた
出口の見えないトンネルを見ていた
叫んでも、声にならない声しか出なくて
この苦しみを知らせたくても知らせることはできない
自分がいやになって涙さえも流れなくなる
悲しいのに、泣きたくても泣けない、
自分が恥ずかしく思えてただ身をかがめている。
ダレにも見られたくない
気づかれたくないのに、みんなが見る
こっちをみて冷たい目線が体中に刺さる
「かわいそう」なんて言わないで。
そんな言葉、同情されてるみたいでいやだ
そんなこと思ってないくせに、
心から言っているのだとしても
本人が聞けば自分がどれほど情けなく感じるか
どれほど惨めに思えるか分からないくせに
ダレも手をさしのべてくれないのなら私は一人で行く
よく、自分から一人になる人を見て
「孤独を愛する人だね」と聞くけど
それは孤独なんかじゃない
孤独の意味を分からずに使わないで
「孤独」はけして格好良くなんか無い
孤独は、一人になりたくなくても一人になってしまう人のことを言っている。
軽く言葉に出さないで!心の底で何かがうずく
頭の中で声が交差する
何もかも分からなくなった、笑うことすら許されない
そんな僕の一年が過ぎた。
みんなが歩く僕をあざ笑う、その笑い声が頭に響く
歩くのがいやになって僕は足を止めようとした
すると、あざ笑っている人たちの中から君が現れて
僕に手をさしのべる
僕は君の手を恐る恐る取ってみる
君は僕を引っ張って走る
何も言わず走る、走る、走る
やがて光が見えてきた
「ほら、もう少し、もう少しで出口だよ」
君はそう言って笑う
周りの人たちがどれほど僕を笑おうと君はこの手を離さないでいてくれる
だから僕は笑われても自分を好きでいられる
君がいてくれるからいつも傷を隠して笑えるんだ
もう少し。君と暗いトンネルを歩いていく・・・。
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