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スノーマン
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作詞 堕落王子 |
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冷える手で押して
雪の中を転がした
指でなぞって笑顔を作る
家に帰って
窓の向こうを眺める
笑顔がこっちを向いていた
雪が積もり夜は更ける
頭の帽子に白がかかる
スノーマン
笑顔を絶やさない
冬の妖精
スノーマン
木の手を振って
呼びかける
止みつつある雪
太陽が覗き始める
光で輝く笑顔を見つけ
家から出て
一つ小さくなった顔に
再び笑顔を刻み込む
雪は振らず日が照らす
頭の帽子が傾いていく
スノーマン
笑い続けてよ
冬の妖精
スノーマン
崩れる身体で
呼びかける
目を覚ました
窓の向こうを見る
朝日の中に佇む
スノーマン
笑顔はないけど
小さくなった
スノーマン
笑いかけてよ
手に取って
スノーマン
雫が溢れ
消えていく
最後に残る顔が
笑った気がしたよ
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