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僕はここにいるよ
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| 作詞 あきゆき |
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ある夜 僕の生火（せいか）が消えていった
雪が降る、雨が降る
今までの想いが空に飛んでゆく
ただ一つ悔いなのは
君に好きと言えなかった事
「僕は幽霊になった。」
なぜ死んだのか、そんな理由は思いだせない
なぜ意識があるのか、そんな事僕もわからない
家に帰るとみんなが泣いてるんだ。
僕のアルバムを見て、ぽたぽた涙が溢れてる
「僕はここにいるよ？」
誰にも気づかれないまま 僕は泣く
幽霊になって "孤独" と言う寂しさが
いっきに溢れてきて
空を飛び、君の元へと向かう
空を飛べる自分が怖い。。。
少しずつ進むにつれ
自分の体が、軽くなっているのが分った。
「･･もう、時間がないんだ･･･」
君の元へ向かうが 僕は何がしたいんだろう
会って 「僕だよ。」そう言いたいの？
会って 「好きだ。」そう言いたいの？
僕の姿は見えないのに。
だけど僕は、１％の可能性に
賭けていた
もしかしたら 奇跡が起こるかもしれない
君だけが、僕の存在に気づいてくれる･･･
「早く会いたい･･･。」
泣いている君がいた。
クラスの集合写真を見て、涙溢れてた
君は僕の為に 泣いているの？
胸が 君への想いで いっぱいになった。
自分が幽霊であることも忘れ
君を優しく包みこむ。
だけど、君は何も気づいてない
それどころか、僕は君を通り抜けてしまった
「アァソウダ、ボクハ ユウレイダ･･･」
君への想いがいっぱいで、涙が出る
君と同じ場所にいるのに
君はなにも気づかない。
僕が君を包んでも 僕が君を抱きしめても
僕はしょせん幽霊
いつのまにか忘れられ、思い出として終わる･･･
ねぇ、いつまでも 僕の事覚えておいてよ。
ねぇ、他の人と 笑わないでよ。
ねぇ･･･
僕はここにいるよ･･･？
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