|
|
|
CALL
|
作詞 Mister.pain |
|
一時間毎のバスに 待たされ続けるバス停
予定時刻よりも遅い 苛立つ震えだけが増える
別れの日なのに独り 誰の別れも要らないよ
私は独りでこの街を出てくほうがいいんだ
ところが君は電話に 長めのコールを連続
それでも僕は電話に そっと触れるだけ出ない
勇気と意地の微妙な 違いに気付いていない
私は独りが強いだなんて思っていたんだ
夜の訪れと共に灯る電燈を浴びて
貴方を思い出して思わず涙
会えなくなる事よりも
会いたくなる事の方が
よっぽど辛いと思うから
別れはしない事にした
星空片手に恋して
いつしか右手は色褪せて…
やがて夢は夢の様
空は雲が浮ぶだけ
果ては知りたくないけど
きっと終わりを告げるバスが来る
バスが迎えたその時 白い吐息の君がいて
別れはしないと誓った 自分自身を裏切った
最後は笑うと決めた けどやっぱ君見て泣いた
寂しい悲しい君に会えなくなるのは泣きたい
闇が隠した涙の色はあの日と同じ
貴方のハンカチに残った染みの様
会いたくなる事よりも
会いたくなくなる方が
本当は辛いと思うから
君が来てくれてよかった
暗闇掻き消す光に
君の手暖めるよ私の吐息で
いつか夢は現実に
現る事を信じて
宛てはなくとも旅立ち
さようなら会えない事は忘れていたよ
泣き乱れる移動途中 濡れた座席に響く音
君から短めのコール メール受信に気付かず
君から何度もコール 四度目の受信で気付く
誰でも分かるような元気の付け方が嬉しい
新しいマイホーム辿り付いた遠い街
貴方が残した着信は心で響いてる
もう会えないと思っても
声だけは聞ける電話
心は繋ぐ事が出来る
また会いたいと願えば
歪(ひず)んだ距離を泳いで
今でもいつだって迎えに行くよ
あの日のバスで
その時は
ちょっと長めのコールで
|
|
|