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Paradoxical desire
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| 作詞 Nana |
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風のような存在 自由すぎる存在
何にも縛られず 思うがままに生きる
終わりも始まりもなく ただ吹き抜けるだけ
いつまでも巡り続け 止まることがない
悲しいほどに憧れる 憎いほど憧れる
風のようになりたいと 何度思ったことか
しかし 自分は自分でしかなく 強い嫉妬は身を焦がす
海のような存在 大きすぎる存在
遙かなる海原にも似た 偉大なる存在
すべて優しく 包み込んでくれるだろう
いつかはそこへ 帰りたいと願い続けた
泣きたいほどに憧れる 妬むほどに憧れる
海のようになりたいと 何度思ったことか
しかし 自分は自分でしかなく 黒い炎は内にくするぶ
光のような存在 眩しすぎる存在
照らしだす 全ての者を等しく優しく
そこにいるだけで 誰もが暖かくなるんだ
いつまでも傍にいたいと 誘惑させる
切ないほど憧れる 悔しいほど憧れる
光のようになりたいと 何度思ったか
しかし 自分は自分でしかなく 暗い憎悪が心を汚す
悔しかった 妬ましかった 羨ましかった
だけど本当に誰よりも その存在を愛していた
狂おしいばかりに 張り裂けんばかりに
何度救われただろう この空気のような存在に
こんなにも愛しい存在を 素直に愛せなかった自分
これは逆説 胸の中でふたつの想いがぶつかり合う
真実（ほんとう）の自分はどこへ行った・・・？
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