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台風
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作詞 川上春来 |
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涙の色を考える僕に 明日は味方してくれるだろうか
果てしない視界を眺めたら 何だかホッとしちまった
風の音が強くって 声も耳に届かない
当たり前のように 向こうで手を振るあの子にも
ありがとうすら言えないから 咄嗟に悪い人に変わる
いい人か悪い人か
そんなの別にどうだっていい
脈打ってるか上向いてるか そのハート
意識が 嵐を起こすんだろう
空の色を伺っている
僕に何ができるだろう
自分の手のひらかざしたら
益々不安になったんだ
雲の間(あいだ)飛び交う蝶に 驚いたのは【きっと】僕だけじゃない
さよならを言わないのは
弱虫がさせたんじゃない
涙だけ流したのは 過去の自分を捨てたから
【いつか】この場所で 約束を交わしながら
別れ際に手を振った
その気持ちは空に栄えた
青く澄んだ 空に栄えた
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