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眠り・・・
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作詞 華凛 |
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またこの季節が戻ってきた綺麗な花がたくさん咲くころ
温かい日差しが僕を眠りに引き寄せる
目を閉じて君との思い出の扉へ向かう
長い月日は僕らの扉を壊してしまった
すきまだらけの僕らの思い出
知らないうちに消えてしまった
なにかに操られているかのように
黒い闇へ光は進む 大きな夜空でひかる星のように
ただそこで光っているその光は意味を持たない
僕には止められない 止めてはいけないものだから
だけど誰にも触れられたくない
これ以上壊されたくないから
目覚めずこのまま眠っていた方がいいんだ
少しずつ君を忘れたいそして君はいないと思いたい
僕は透明な夢のとりこになって
いつかあの扉のように壊れるだろう
何もなかったように記憶はすべてあの闇に消え
涙を流す事も再びこの夢を見ることもないだろう
今はまだぼくは涙を流せる記憶もある
最後の夢に眠っているのだから
どうか起こさないで
終わりを見るまで
すべての痛みが消えるまで
涙が枯れるまで
僕が壊れるまで
この季節は終わらないで・・・・
この世界には僕を必要とする人がいるだろうか?
いるならば、「どうか心配しないで
必ずあなたのもとへいきます」
ただ今は夢に眠る最後のぼくでいたいから・・・
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