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紫 ～あじさい～
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| 作詞 Zacrro ～柘榴～ |
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雨上がりの午後 陽射しの中 一人 傘差し見つめていた
濡れた紫陽花 滴る雫 鮮やかに 綺麗な紫
切なさ 虚しさ 憂鬱になる 五月の雨
愛しさ 淋しさ 狂おしくなる 恋心
「好きだよ....。」
色濃くした鮮やかな色 純粋に咲く花の様
汚れなき少女の瞳 浮かんだ花の情景
腐食しても 枯れ果てても 終焉訪れるまでは
咲き散るまで 舞い散る春 五月の雨が痛い
お別れの午後 虚空の空 独り部屋の隅 膝抱え
拠処か見える 儚い景色 狂い始めた 心の歯車
響く 悲恋の旋律
消せない雨音で眠れない夜が続く
貴方を忘れられずに 泣いて 泣いて 声を張り上げて
色濃くした鮮やかな色 純粋に咲く花の様
汚れなき少女の瞳 浮かんだ花の情景
悲しみ故に溺れた色 傷ついて濡らした瞳
その瞳に写る健気な 色艶やかな紫陽花
また色を変え 美しく咲き誇れるから
腐食しても 枯れ果てても 終焉訪れるまでは
咲き散るまで 舞い散る春 五月の雨に深く滲む
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