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恋文
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作詞 キャット |
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遠く離れた君を浮かべ
七色の墨で想いを認める
告げたい言葉は一重で足りず
君しか見えない透かしの中に
君しか読めない誠を織り込み
微々たる温もりでもその頬を
僕で染めてもらえたら
この国には美しい言葉があるんだ
喜びを倍にして悲しみを半減する
書き慣れた君の名前はいつも僕の中
そっと呟く 君がいる方を見て
届けた想いは確かでも
微々たる不安が胸を締め付けていく
きつめの帯を解いたのならば
広がった隙間に君が現れ
羽衣のように柔らかな手で
僕の輪郭を愛おしむように
いつまでも包んでくれた
この街には変わることのない思い出が
君と過ごした日々とこれから重ねる日々が
絶えぬ想いは海に注ぐ大河を越える
流れにもがれながらも君を目指す
君に宛てた手紙の結びは必ず
二人の名前並べていつも一緒でいると
書き慣れた君の名前はいつも僕の中
そっと呟く 君がいる方を見て
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