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遠い国の戦争
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| 作詞 1989 |
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遠い国の話なんか 僕には関係なくて
テレビから垂れ流しの 小さな戦争
ポケットにでも入っちゃうような
そんな小さなこと 知らないよ
たった一度の涙みたいに
薄っぺらな 悲しみを歌にして
僕はそれで満足していた あの頃
遠い国では人が 死んでいた
少年がナイフとかを握って 場違いな勇気
振り絞った気でいる
たった一度の別れみたいに
薄っぺらな 寂しさを歌にして
僕はそれで慰められていた あの頃
僕の周りではみんな 泣いていた
少年がプラカードを握って ささやかな祈り
空に届けた気でいる
テレビに納まっちゃうような
戦争だし そんな気にしなくて良いよ
僕たちには僕たちの明るい未来
それでいいんだよ
少年が家の鍵を握って ドアの前に立って
勝手すぎる自己完結
誰にも気づいてもらえない
最期だし そんな悲しまなくて良いよ
僕たちには僕たちの明るい未来
それでいいんだよ
たった一度の別れみたいに
薄っぺらな 寂しさを歌にして
僕はそれで慰められていた あの頃
僕の周りではみんな 泣いていた
たった一度の涙みたいに
薄っぺらな 悲しみを歌にして
僕はそれで満足していた あの頃
遠い国では人が 死んでいた
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