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-Ronde-
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作詞 熊耳 亮 |
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声にならなくて 溢れていく 言葉
また私は 一人で
少しでも 伝えたくて
少しも 伝えられなくて
まだ歩いている 途切れない 道筋
癒えない 傷を抱いたままで
見えなくなって 手探りでも
想いを 求め合った ずっと
立ち止まる 人の中で 視線がぶつかる
迷っている瞳に ねぇ 気づいて
香る 色に染まる 風
待ち焦がれていた ――だけかもしれない
声にならない この心の奥で
揺れる 掛け橋を辿って
消える 星屑 儚くて
想い 願う 永久の祈りを
瞳に映る 幻 見つめている
言えない 傷を抱いたままで
夢を見ている 暁の夢
触れたら 割れる 雫のように
振り返る 胸の音に 吐息が重なる
消え入りそうな視線に ねぇ 答えて
触れる 頬 伝う 雫
この胸の声を ――言葉を届けて
声にならなくて 溢れていく言葉
また私は 一人で
少しでも 伝えたくて
少しも 伝えられなくて
木々に ざわめく声だけ 伝えたくて
ただ この場所にいる ずっと 待っているから
胸の奥にただ揺れる あの日の影 ――届けて
声にならないほど 心 焦がして
ずっとこの場所で 踊って
消える 星屑 儚くて
想い 願う 永久の祈りを
声にならなくて 溢れていく
――言葉だけ
少しでも 伝えたくて
少しも 伝えられなくて
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