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届かない、想い。
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作詞 鐘森 球児 |
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私は昔
愛する人を見つけました。
最初はすれ違いばかりでした。
お互いの気持ちに気づく、間もない日でした。
今思えば馬鹿な二人だったねと、笑いあえたのは少しの時間だけでした
気持ちが通じ合った瞬間に
愛する人を失うことになりました。
嗚呼、神様。何故そのような意地悪をなさるのですか?
私は所詮人を愛することの出来ない立場だとでも?
私には人を愛する資格は無いと?
月日は流れるように過ぎていきました。
今まで会った人たちの顔を皆忘れても
あの人だけは忘れられません。
人は自分を覚えてくれている人が居なくなったときこそ、本当に死ぬのですから。
私は忘れないためにも、あの人のことを語り続けます。
私には昔、愛する人が居ました――
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