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梅干おにぎりとシチュー
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作詞 七世 |
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「俺がお前の彼氏でいる間は、絶対無理とかすんなよ。体調悪かったり、辛いことがあったら、言って。楽になるように助けるし、相談乗るし、支えになるから。」
そう言われてたのに 私は熱が出てること黙ってて
彼と遊園地に行った
だんだん赤くなるカオ うる目になる私の目
「体調悪いの???」
そう聴かれたけど 迷惑かけたくなくて
「大丈夫!!ちょっと疲れただけだよ、ゴメンね」
そう言ったら
「無理すんじゃねぇよ。どっかで休もう。」
そう言って入ったレストラン
奥の席で 温かいコーヒーを飲みながら 休んでた
向き合うように座ればいいのに、彼は横に座った。
「風邪、引いてたんじゃねぇの?無理すんなって言ったじゃん。。学校休むことになったら会う時間減るだろ!!てか大丈夫なのか???」
そうやって私をギュッと抱きしめてくれた
温かい ずっとこうしていたいと願う
そのまま私は言った
「ううん。大丈夫だよ。もう、大丈夫!!!
遊びに行こう♪♪」
精一杯 元気なフリをして まだ不安なカオをする彼を引っ張って いっぱい遊んだ
「観覧車に乗ろうか。」
最後の乗り物観覧車
ちょうどてっぺんに来たとき 私は言った
「ゴメンね、本当は、あのとき無理してた。
迷惑かけたくなくて、ああ言ったの。。」
私のカオは赤くなってた キツイのと 次に言われる言葉が心配だったから・・・
すると彼は 私をいきなり抱きしめて
唇を奪った
「お前、バレバレなんだよ。無理してんの。
別に迷惑かけてもいいから。むしろかけてよ。
俺はお前が好きなんだ。彼氏なんだ。迷惑なんて、どんだけかけてもいいよ。風邪はもらった!!」
すごい笑顔で言ってくれた
ごめんね ありがとう 私も大好き
自分を戒めるために あまりスキじゃない
梅干おにぎりを食べた
すっぱい すっぱい
無理してたときの 私みたい
結局全部食べれなくて シチューを飲んだ
温かい やっぱり シチューのほうがいい
あなたの優しさと同じくらい 温かいから
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