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Nightmare
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作詞 杏菜 |
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雨の音がいつしか止んで。
空には大きな、とても大きな虹が出てた。
ココはドコ?僕は…? 答えてよ。
月の光に照らされてたから辺りがよく見えた。
広くて明るくて……何もない。
車や電車の音なんてもちろん聞こえなくて、
人の声、それさえも気配すら感じなかった。
風が吹いてる…空は澄み切ったままなんだね。
みんなドコへ行ったの?僕を置いて。
独りにしないでよ。悪いことなんてしてないのに。
置きつきたくてもあせるばかりで。
この先どうすればいいのか。なんて呑気に悩んでた。
思えば思うほど、伝う滴は止まらないのに。
胸の内を空に向かって叫んでみても虚しいだけ。
不安で死んでしまいそうだよ。
独りがこんなに怖いなんて…弱いね、僕は。
例え大きな虹が見えたって、
誰かが一緒じゃなきゃ 無意味なんだよ。
だからさ…みんなを返して。
煩すぎる騒音だって、今なら心地よく聞こえそう。
ひとりぼっちは嫌だから。
ひとりぼっちは怖いから。
ひとりぼっちは辛いから。
ひとりぼっちは嫌だから。
そんな…そんな夢を見た。
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