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Recollection
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作詞 カーヤ |
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笹の舟を浮かべた精進の海で
一つ一つ流れた人の想い
消えるように唄った
あの日の君は
何処か寂しそうで
胸が痛んだ
灯篭(とうろう)と共に流れる
もみじのように
綺麗だね 君を映す、この水鏡
漂う空気に身を任せ眠ろう
風がそよげば水は
さざ波 呼ぶから
君は恨めしそうに
虚空を睨んだ
静寂を切り裂いた 忘れもしない
あの日のノイズが
まだ心 掻き乱す
紅い海 朝焼けや
夕焼けとは違う
苦しくて涙さえ剥がして逝くの
残像が再び現れて
呼ぶから
喉の奥が苦しい
命より熱い滴が
留めることなく溢れる
不快な騒音
目をつぶれば甦る
すべてを観た窓
・・・夢を、視た
手を結んで懐かしい
あの日みたいに
戻らないあの日みたいに
灯篭を放した
あの河で逍遥するんだ
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