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dispair
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作詞 Aoi/S |
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独りきりでいる無空間の中で
誰かの存在を求めていたのかな
自由が欲しくて捜し歩いてきたのに
結局運命の檻からは出られずに
誰かが言ってた 「大人は心を殺して生きてる」
それを言うのなら 「子どもは心を殺されている」
鋭利なナイフ 熟すのを待っている
心は果実 いつかは引き裂かれて
飲み込まれてしまう だからその前に
偶然の中に見え隠れする必然
見つけられるほど長く生きられず
全てを運命と受け入れられるほど
純粋に神を信じてはいない
荒廃した世界に求めてたのは
愛とか希望とかそんなものではなく
一度手に入れたものを失わない術
求めながらいつも全てを奪われていた
誰かが言ってた 「この世界には神も悪魔もいない」
認めてしまったら 「弱者は何にすがればいいんだ」
切れない鎖 抵抗を望んでいる
心は楔 打ち付けられて終わる
錆びて壊れるまで だからその前に
絶望の中で息づいてる希望を
信じられるほど幼くはなく
全てを諦めて消えていくほどは
感傷的になりきれはしない
僕らは何に焦がれていた?
僕らは何に怯えていた?
僕らは何にすがりついた?
僕らは何に抑えられた?
時が経ち大人になり殺す側へと
望んだ未来がちぎれて消えた
振り返り見た過去は妙にまぶしく
初めて愛しいものへと変わった
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