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蒼い縁取り
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作詞 toto |
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昔話の悪い夢は
諦め悪くまだ王子様を想っていた
一度は失ってしまおうと
忘れたふりをした歌なのに
知らない間に
口ずさんでしまった
彩ったその縁の柔らかい記憶を
きっと私は忘れられない
あなたが描いた想いに
色を塗って
二人だけの世界を守ったはず
それでも今は熱はなく
ただもがいて見失う
朝陽がやがて音も立てず
私を迎えに来て
きっと手を添えた先にあるはずのものがないことに
酷く悲しみ痛く叫ぶの
まだ夢から覚めないように
残った温もりだけ無心にかき集める
象った水平線の蒼さに
ただ無性に泣きたくなって
もう隣に暖かさを持たないことを知ってしまう
守った未来壊れて
空は赤いことを知る
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