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チケット
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作詞 元知。 |
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行きたいけど来て欲しくない人が居る
そんな同窓会にしたのは僕自身だ
我侭な意見なのは解っているが
頭の中じゃ来ないでくれと祈ってる
君が好きだったから告白したんだよ
少なくともあの時の想いは本物だよ
集合場所はあの日告白した場所
僕が着いたとき校門の前にはもう
たくさんの懐かしさがいたんだよ
たくさんの懐かしさが痛んだよ
君が好きだったからココで呼び止めたんだよ
少なくともあの時の僕は精一杯だったよ
『二人を乗せるはずだったバスは出てしまった
僕一人乗せて 彼女はそれを見ていた
一応、一応ねって渡したバスのチケットなら
いつでも乗れるよ 僕の居るバスに…』
僕がついてから数分後に君が来た
少し目があったけどへたくそな僕は目逸らした
痛いのは僕だけだからだよね
一緒じゃないんだよね知ってるよ
君が好きだ…から目を逸らしたんだよ
少なくともまだ思いは消えてないみたいだよ
君が好きだった僕はチケットを渡したよね
少なくともまだ持っていてくれているよね?
『ひさしぶり。元気にしてた?今何やっているの?
僕は渡したよね? 彼女はそれを覚えてない?
ああ、ひさしぶり。元気だったよ。元気だった…よ。
僕は渡したよね? 僕は渡したよね?』
思い出なんか消えてしまえばよかった
僕が渡したチケットは消えないで欲しかった
チケットは、いつの間にか、僕の手に…?
『僕一人を乗せたバスはどんどん進むよ
ものすごいスピードで 景色を後ろに送る
一応、一応ねって思いながらこのバスは
君だけが追いつける そんなスピードで進む』
チケットはもう君が失くしたみたいだから
僕はバスから降りて君にもう一度渡しに行くよ
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