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羽のない鳥
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作詞 toto |
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まだ君が居ないと言う部屋
隅の誰も呼吸できないような場所で
最初で最期の愛を絡めた
まだ醒めない紅茶は
音も立てずあたしを見ていた
いつあの空へと飛べばいい
あたしたちはいついけるんだろう
諦めたままの羽を
折れることなく飛ばせるだろうか
模様の無い身体を
熱を帯びない繊細な指で抱きしめ
今はただ君の暖かさがやけに悲しい
もう少しあたしは望めたはずだった
何も切り捨てることなく
必要なもの守り続けれた
もうあの空へは飛べないの
白い魚は悠々と泳いでいるのに
あたしは飛べないの?
この背中にあったはずだった
何よりも大切にして
この背中を生きていたはず
誰がこの胸を焼いた
いっそ憎んでしまいたい
当たり前の形で生きるものを
あたしは飛んでいたいの
あたしは空でしか生きられないの
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