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雨の日この場所で
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作詞 七条冬夜 |
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あのころはただきみを見ているだけだった
話しかける勇気もなくて
見ていることしかできずに
時間だけが流れていった
初めて出会ったあの日はたくさんの雨が降っていた
濡れながら急いで帰路を駆ける
そんな中きみは僕の前をゆっくりと歩く
縮まる距離 高鳴る鼓動 もう少しで届きそうな手
なのに触れることはできずに駆け抜けた
何かしないと始まらないのはわかっているけれど
行動する勇気が出なくてけど気づいて欲しくて
あのころはただきみを見ているだけだった
迷っている理由などないのに
見てばかりじゃなく動き出そう
少しの勇気をこの胸に
勇気を出してきみのもとへ走っていった
もう引き返すことができない
見ているだけはもういやだ
きみのことが好きだから
だけどそんなきみは僕のことなど見えていなくて
初めて突きつけられた現実に自然と流れる涙
空を見上げてひたすら泣いたあの日は
今では淡い思い出となり
忘れたつもりでも蘇る記憶
この場所で雨が降れば
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