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刃
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作詞 吸血鬼 |
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壊れたあたし
狂ったあたし
手には刃物
腕には切傷
独りが怖い
他人が怖い
全てが怖い
恐怖から救って欲しかった
独りにしないで欲しかった
助けを求める心と裏腹に
平然を装うあたしが居た
毎日必死で作り笑い
平然はとてもキツかった
家族が買い物に出掛けた夜
あたしは独り壊れてた
カッターよりよく切れる
剃刀を手に持っていた
そしていつもより多い
腕の切傷
赤い血を舐めながら
あたしは笑ってた
壊れ狂い笑ってた
カッターの刃を腕に当て
少しずつ動かしていく
だんだん切れてくる
血が滲み出てくる...
壊れたあたし
狂ったあたし
手には刃物
腕には切傷
尖った刃を腕に当てると
赤い血がすぐ出てくるの
尖った刃を当てて
あたしは何を求めているの?
赤い血を眺めて
あたしは何を訴えているの?
それさえも分からない
だけど助けてほしい
助けて と願ってる
救って と祈ってる
それが訴えられず
壊れたあたしは刃を当てる
あたしのカッターの刃は
あたしの血ですぐ錆びる
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