|
|
|
外は集中豪雨
|
作詞 曖華 |
|
吹き出したその雨が
私の頭上を駆け抜けてゆく
ほら 今も首都は暴風でかき混ぜられてる
私の流す涙のように勢いよく噴射して
何がそんなに悲しいのか、と
空を見上げて呟いてみる
歩道橋でばったり出くわしたのが
いつかの始まりのエピローグ
脳を揺らすその低音が
体を侵していく
痺れる指先が
何故か心地よいのも雨のせい
涙と手を繋いで
頬の地面を滑り落ちていく雨
弾丸のようなその雫が
私の身体を撃っていく
貫かれたって
あの時もらった痛みとは全て違うモノだから
手の温かさが欲しいんだ
こんな夜は もっと誰かの温情が傍にあって欲しい
今日ここはまた豪雨
|
|
|