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磁石
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作詞 光 日月 |
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ミントの香りのチューイングガム
君が来るまで噛んでいる
乾かないように何度もなめる唇
だけど喉はカラッカラ
小走りに君がやってくる
気づかないふりしてみせる
「待った?」「今来たところ」
お決まりの台詞 待ち合わせ5分前
ほら手をつないでいるよ
僕の頭の中で君は
磁石のNとNかな?
右側の微かな温もり
赤から青に変わる間に
手をつなごうか? 手をつなごう
素敵な香りの君の香水
空気いっぱい吸い込む
力いっぱい握る手の中に
あるのは虚空だけ
こんなはずじゃなかったのに
今ごろは身を寄せ合って
「好き」「キスしていい?」
こんな台詞 言えていたはずなのに
ほらキスしているよ
僕の頭の中で君は
磁石のSとSかな?
近づくことはない体
君の電車が着くころまでに
手をつなぎたい 手をつながなきゃ・・・
理由もなく焦る僕を
君はどう思ってるんだろぅ
笑っているかな?
君も同じこと考えているのかな?
ほら笑っているよ
僕をからかうように君は
ふとした仕草の中に
潜んでいるたくさんの幸せ
これから二人少しずつ
見つけ出していこう ゆっくりと
ほら手をつないでいるよ
僕の横で確かに君は
磁石のNとSかな?
右手の確かな温もり
君の電車がやってくる
また会えるかな? また会おうよ
ミントの香りのチューイングガム
君が来るまで噛んでいる
平然を装ってる僕の顔
だけど心は裏腹
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