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下弦-kagen-
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作詞 ameri |
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星空は青く澄み渡り奥深くまで続いている
手に届かぬ思いを抱きながら今日も月は回る
望遠鏡を手に持ち丘の上から眺める。そうすれば分かる。何か忘れていたことが・・・。
君とは夜中の交差点でであった。すれ違いざまに君はなにかをつぶやいた。「アイシテイマス」片言の日本語のような言葉に僕は何かを感じた。
雪のように突き刺さるとげ痛みは泣くただ涙があふれるだけ。傷は癒えずいつまでも残るであろう。
下弦の月はいつか消えるだろう。欠けていく中で抱き合い愛を確かめ合う。すばらしい記憶もいつの間にか消えて行く。だけど私は消えない魂(ソウル)が消えない限りに・・・
行く手には大きな壁が立ちはだかるであろう壊すことも上ることも出来ない壁が・・・そんなときにあなたはいつもひるむよね。なにかに集中しようとしても必ず諦める傷はドンドンと深まり溝にはまればもう戻れない。
ダンボールの中に入って紺色の空を眺めていた。寒さに凍えながら温かみを探し這いずり回っていた。
下弦の月は沈み行く空は朝焼けになり月の姿は無くなるもしも流れ星は願いをかなえるものではなかったらソラに飾りは無いであろうだから、痛みを覚えて生きる人は星みたいに輝いて生きていける自身があるだろう。別々の道を歩くのはきっとそれが運命だから
下弦の月どうかそのままで替わり無い姿と形のままで私を待っていて、あの交差点で輝きを放ち待っていてずっとそばにいて欲しい魂が尽き果てるまで、ユリの花はゆらゆらと揺れ僕の帰りを待つだろう。でも、僕は帰ってこない。つきは僕以上の年月を過ごしてきた。
変わり無い姿で、誰も知らない宇宙の果てに今夜こそは光の記憶刻むから・・・・。
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